主催: 日本地球化学会年会要旨集
中部大学
茨城大学
p. 15-
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福島県浪江町で採取した大気エアロゾル試料中にアラビトール、マンニトール、トレハロースを検出した。これら糖アルコールは昼間の試料に比べて夜間に高い濃度傾向を示すことが明らかとなった。これら糖類はキノコ胞子に特有なトレーサーである。それらが137Cs濃度と正の相関を示したことから、菌類由来の胞子が137Csの土壌から大気への再放出メカニズムに重要な役割を果たしていることが示唆された。
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