日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
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G02 古気候・古環境解析の地球化学
ペルム紀中期・後期境界における海洋環境の変遷:炭素同位体組成からの制約
*丸岡 照幸磯﨑 行雄
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p. 17-

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抄録

ペルム紀末の大量絶滅は顕生代最大規模であったが、この絶滅イベントは単一の事象ではなく、ペルム紀中期-後期(Guadalupian-Lopingian; G-L)境界、ペルム紀-トリアス紀(Permian-Triassic; P-T)境界の二つのイベントからなることが指摘されている。ペルム紀末の大量絶滅を本質的に理解するためには、G-L境界に関する研究は不可欠であり、本研究でもこの境界について取り扱う。炭素同位体比組成をもとにG-L境界における海洋環境の変遷を議論する。

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