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本研究では、層状複水酸化物(LDH)によるReの回収効率を求めるとともに、その吸着メカニズムを明らかにすることを目的とした。500℃で焼成したMg-Al LDHは未焼成LDHに比べて15倍ほど大きなReの固液分配係数Kdを示した。XRDパターンから500℃焼成によりMg-Al LDHの層状構造が崩壊し、Mg-Al酸化物に変化することが確認された。この際、層間の硝酸イオンが除去されたと考えられる。焼成LDHの層状構造が水溶液中で再構築することも確認された。未焼成LDHではReO4-が層間の硝酸イオンとのイオン交換により取り込まれると考えられる。しかし、焼成LDHでは競合する陰イオンが存在しないため、より大きなKdを示したと解釈できる。Kdは純水を用いた際に最も大きく、NaCl、NaNO3、Na2SO4の濃度の増加とともに低下した。これは、Re吸着が競合する陰イオンに依存することを示している。