主催: 日本地球化学会年会要旨集
大阪大学
Institute de Physique du Globe de Paris
University of Bayreuth
p. 258-
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ガリウム(Ga)は親鉄元素であるが、マントルと地殻中に富んで存在し、核形成時に核へ取り込まれなかったと考えられる。核-マントル分化時のGa同位体の挙動を調べるため、高温高圧実験と鉄隕石中のGa同位体比を測定した。高温高圧実験では、有意な同位体分別は見られず、核-マントル形成時には、同位体分別が起こらないと考えられる。鉄隕石は、種類によってGa同位体比が異なり、IABグループの鉄隕石は、銅の同位体と正の相関を持ち、蒸発の影響を受けたと考えられる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら