日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
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G10 最先端計測・同位体化学の地球化学及び境界領域への応用
Ser-Gly間の窒素同位体効果に関する理論研究
*武蔵 正明, 柳瀬 聰, 大井 隆夫
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p. 282-

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抄録

生体内Gly生合成に関係するSerに着目し、GlyとSerの換算分配関数比(RPFR)を水中モデルについて密度汎関数理論(DFT)で計算した。構造最適化の結果、GlyもSerも水中基本構造より水中双生イオンの方がRPFRは大きくなった。またいずれの水中構造でもRPFRの値がSer>Glyの関係にあることがわかった。更にSCRF法の種類や基底関数の定義に関わらず、RPFRの値はSer>Glyで変わらなかった。今回の実験の結果から水中双生イオンのRPFRを比較すると、Ser-Gly間のN同位体交換平衡においてはSerに15N濃縮し、Glyに14Nが濃縮する傾向にあることがわかった。

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© 2018 日本地球化学会
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