日本地球化学会年会要旨集
2019年度日本地球化学会第66回年会講演要旨集
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G02 古気候・古環境解析の地球化学
アルタイ山脈ベルーハ氷河コアから復元する過去100 年の硝酸同位体組成変動
*服部 祥平Mang Lin竹内 望藤田 耕史Caillon NicolasAkers PeteAizen VladimirNikitin Stanislav吉田 尚弘Savarino Joel
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p. 64-

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抄録

大気中に放出された窒素酸化物は大気中の酸化剤との反応によって硝酸となる. このため, アイスコアは過去の大気窒素循環を復元する重要な媒体である. 本研究では、2003 年に掘削された中央アジアに位置す るアルタイ山脈ベルーハ氷河コアから過去 100 年にわたる硝酸の同位体組成を約 1 年ごとの解像度で復元を試みた. 硝酸の窒素同位体組成は 1900 年代前半にはわずかな上昇傾向を示したものの、1950 年から 1970 年にかけて約 5‰減少した。このような減少傾向はグリーンランドの Summit 域のそれ類似していたものの、絶対値が 5~10‰低く、また減少するタイミングも違いが見られた。

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