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気候変動に対して脆弱であると考えられる島嶼における長期間の陸上の気候変動を記録した高分解能のプロキシデータは少ない。本研究では、沖縄県南大東島で採取された鍾乳石の酸素・炭素安定同位体比の分析を行った。小型の鍾乳石を南大東島の星野洞で採取した。上端から白色部分の下端までを1mmずつミリングし、酸素・炭素安定同位体比の分析を行った。成長の断続に対応した層などは肉眼では確認することができないが、U-Th年代の結果からいくつかの成長の断続もあることが分かった。全体として誤差約20年程度で年代モデルを決定することができた。成長速度が急変する数か所は追加の年代測定が必要である。炭素同位体比は1900年に開始された開拓に伴う、サトウキビ畑の急拡大の影響がみられた。酸素同位体比も開拓期に過去1400年間で最大の急激な上昇を示した。