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本研究では、近年開発された低信号強度のイオンビームの測定に適しており、極微量のPbに対して高精度分析が期待できる、10の13乗Ω抵抗を適用した場合のTE-DS-TIMSによる分析精度の評価を行った。10の11乗Ω抵抗の増幅器の信号時間変化と比較すると、10の13乗Ω抵抗の増幅器は時間応答が遅く、信号強度が最大となる時間に2秒の差異が生じるものの、TE-DS法においては抵抗値の異なる増幅器間の時間応答性の差は同位体比分析結果に大きく影響しないことが分かった。10の13乗、10の12乗Ω抵抗の増幅器を併用した場合、206Pb/204Pb比の繰り返し再現性(2S.D.)として、100 pg、10 pgのPb量に対して、それぞれ0.59‰、1.2‰が得られた。