主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
回次: 67
開催日: 2020/11/12 - 2020/11/26
p. 131-
マントルの微量元素の化学的特徴を明らかにすることは、沈み込みや火成活動などにともなうマントル―地殻相互作用を理解する上で重要である。様々な同位体比データを元にマントル対流様式について様々なモデルが提案されているが、未だ統一的な見解に至っておらず、マントルの不均質性やその要因を理解する上で、新たな切り口が必要である。 そこで、マントルの主要構成鉱物であるカンラン石の微量元素組成について着目した。LA-ICP-MSによる微量元素定量分析の報告はある(De Hoog et al., 2010)が、対象元素は限られている。特にカンラン石中の存在度の低いPb、Th、UはLA-ICP-MSでの定量が困難であり、その濃度範囲は不明である。本研究では、カンラン石中のPb、Th、Uを含む微量元素の定量分析を溶液法でICP-MSにより行った。