日本地球化学会年会要旨集
2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
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G9 地球化学のための最先端計測法の開発、および、境界領域への挑戦
隕石ジルコンの高精度CA-ID-TIMS U-Pb年代測定
*羽場 麻希子Jörn-Frederik Wotzlaw
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p. 143-

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抄録

小惑星ベスタの上部地殻に由来するユークライト隕石には微小なジルコンが存在し、SIMSによる局所同位体分析に基づく年代測定が行われている。これらの研究によって、ベスタ地殻における初期火成活動もしくは熱変成作用が4,550–4,560 Maに起こったことが明らかになった。一方で、各種熱イベントの特定や継続期間などの詳細な議論には至っていない。より具体的なベスタの地殻進化の理解には年代分解能の向上が不可欠である。本研究では、地球ジルコンに対して行われているChemical Abrasion (CA)-ID-TIMS U–Pb年代測定法を参考に、一般的なユークライトジルコンのための高精度U-Pb年代測定法を確立することを試みる。

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