日本地球化学会年会要旨集
2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
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G4 初期地球から現在までの生命圏の地球化学
初期地球での生命誕生における太陽エネルギー粒子の役割
*小林 憲正木下 美栄毛利 駿介坂元 俊紀癸生川 陽子高橋 淳一柴田 裕実久保 謙哉福田 一志小栗 慶之Vladimir Airapetian
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p. 60-

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抄録

初期地球上での生命誕生における太陽エネルギー粒子(SEPs)の役割について,模擬実験らアプローチした。SEPsは高エネルギー陽子を主とするものであり,若い太陽からは高いフラックスで放出された可能性がある。このような高エネルギー粒子によりきわめて弱い還元型原始大気からもアミノ酸を生成しうることが要旨線照射実験からわかった。また気相ではN2Oが生成したが,これは強い温室効果ガスとして「暗い太陽のパラドックス」を解く鍵となりうる。またSEPsと大気との相互作用で生じるミュオンはスピン偏極粒子のため,アミノ酸のエナンチオ過剰に寄与した可能性が考えられる。その効果をミュオン照射実験で検証中である。

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