主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
回次: 67
開催日: 2020/11/12 - 2020/11/26
p. 77-
ハプト藻が合成するアルケノンという有機化合物は、その二重結合の数が棲息水温と比例して変化するため、過去の海水温を復元するツールとして広く用いられてきた。本研究では、青森県鷹架沼の湖底堆積物からアルケノンを発見し、環境DNA解析によって、海洋棲の種とは異なる2種のハプト藻が棲息していることを突き止めた。これにより、遺伝的に近い種から報告された既存のアルケノン温度換算式を適用することで、鷹架沼の過去の湖水温(古水温)を復元できることが示唆された。