主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
回次: 68
開催日: 2021/09/01 - 2021/09/15
p. 159-
海洋は人間活動によって排出されたCO2の4分の1程度を吸収して地球温暖化を緩和する一方、海洋自体の温暖化や吸収したCO2による海洋酸性化が海洋生態系へ及ぼす影響を危惧されており、海洋中CO2やpHといった炭酸系パラメータの時空間変動を把握することが将来の気候変動とその影響を予測する上で重要である。 本研究ではまず国立環境研究所のpCO2観測に基づいて、ニューラルネットワーク手法を用いてpCO2時空間分布を推定し、水温や塩分から推定するアルカリ度分布と合わせることで、pH等の炭酸系パラメータ分布についても評価した。発表では、本研究から明らかになった北太平洋の大気海洋間CO2フラックスや、pH、アラゴナイト飽和度等の分布とともにそれらの年々変動やトレンドについて報告する。