日本地球化学会年会要旨集
2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
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S04 地球化学の温故知新
AMS 14C分析の温故知新
*南 雅代
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p. 206-

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抄録

この40年間のAMS(Accelerator Mass Spectrometry) 14C分析の飛躍的な発展は、加速器質量分析装置の開発だけでなく、試料処理法の開発・自動化、さらに、14C較正曲線(最新版はIntCal20)の古い年代域までの充実、高精度化など、さまざまな分野が上手く兼ね合わって進化したことによるものである。現在、AMS 14C研究は、年代測定だけでなく、地球科学、宇宙科学、環境動態解析、最近では生命科学や創薬科学などの広い研究分野で活用されている。超小型AMS装置での多核種測定の開発も進められ10Be、26Al、その他の重元素の測定も可能になっている。さまざまな分野の研究者が協力することにより、今後もさらにAMS研究が発展していくことが期待される。本発表においては、これらの14C-AMSの開発の歴史をたどり、将来展望を行う。

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