主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
回次: 69
開催日: 2022/09/05 - 2022/09/16
p. 104-
本発表では,その場分析によりリュウグウ粒子表面の可溶性有機物 (SOM)の空間分布と鉱物との関係を調べた結果を報告する.リュウグウ粒子 (A0080)から,CHN, CHO, CHNO, CHO-Na組成のメタノール可溶な同族体化合物を200種以上検出した. CHN, CHO, CHNO, CHO-Na化合物はそれぞれ異なる空間分布を示し,CHO化合物とCHN化合物については変質鉱物,特にCa-Mg炭酸塩との空間的相関が見られた.これは,小惑星リュウグウにおける流体中の有機物と鉱物との相互作用の結果を示唆している.