日本地球化学会年会要旨集
2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
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G9 地球化学のための最先端計測法の開発,および,境界領域への挑戦
モナズ石に対するレーザーアブレーションICP-MS/MSを用いたウラン系列年代分析法
*仁木 創太小杉 周平岩野 英樹檀原 徹平田 岳史
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p. 133-

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抄録

本研究ではマグマ溜まり内部における詳細な時間発展解明に向けて、第四紀火山岩中のトリウム濃集鉱物に対する230Thおよび226Raを活用した年代分析に着目する。トリウム濃集鉱物に含まれる230Thおよび226Raの分析には、試料マトリクスに由来する多原子イオンや232Thに由来するテーリングが干渉となり、正確な年代測定には干渉の除去が不可欠である。この問題に対処する目的で、高い干渉除去能を有する三重連型四重極方式のICP質量分析法(ICP-MS/MS)に注目した。本発表ではICP-MS/MSと高速多点方式のレーザーアブレーション法(msLA)を組み合わせたmsLA-ICP-MS/MSによるモナズ石(トリウム濃集鉱物の一種)の分析を通じて230Thおよび226Raの分析における正確性や繰り返し再現性を検証する。

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© 2022 日本地球化学会
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