日本地球化学会年会要旨集
2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
海水中溶存態Fe, Ni, Cu, Zn, Cd, Pb安定同位体比分析法の開発
*金村 英雄高野 祥太朗宗林 由樹
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キーワード: 同位体比, 微量金属, 海水
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p. 168-

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抄録

海水中のFe, Ni, Cu, Zn, Cd, Pbは生物活性微量金属と呼ばれ,生物にとって必須または毒性の高い元素である.そのためこれらの濃度および安定同位体比は海洋の生物地球化学サイクルを解明するための重要な手がかりとなる.本研究では,海水試料中Fe, Ni, Cu, Zn, Cd, Pb同位体比分析法の開発を行った.これらは海水試料中で微量であり,さらに同位体比測定に干渉する元素を多く含むため,前処理によってFe, Ni, Cu, Zn, Cd, Pbを濃縮するとともに,干渉元素を除去する必要がある.本法では,NOBIAS CHELATE-PA-1 キレート固相抽出とAG-MP1陰イオン交換により,試料中Fe, Ni, Cu, Zn, Cd, Pbを分離濃縮した後MC-ICP-MSに導入して同位体比を測定した.また,海水試料の繰り返し分析により,本分析法の精度を評価した.発表では,分析法の詳細および海水試料中のFe, Ni, Cu, Zn, Cd, Pb同位体比について報告する.

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© 2022 日本地球化学会
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