日本地球化学会年会要旨集
2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
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G6 宇宙化学:ダストから惑星,生命へ
Mn-Cr年代測定に向けたMn-,Cr-,Fe-含有ドロマイトの合成と相対感度係数の評価
*菅原 慎吾藤谷 渉山口 亮橋爪 光
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p. 184-

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抄録

ドロマイト [CaMg(CO3)2] は、一般にMnやFeを微量元素として含有する炭酸塩鉱物であり、水質変成作用を受けた炭素質コンドライトで普遍的に見られる。その形成年代は、53Mn-53Cr年代測定 (半減期: 370万年)で求められるため、水質変成の年代を知るうえで重要である。測定には主に二次イオン質量分析計 (SIMS) が用いられるが、SIMSで正確な年代を得るためには、試料に適合した標準試料で相対感度係数を評価しなければならない。しかし、従来、ドロマイト標準試料の作製は困難であった。本研究では非晶質炭酸塩を経由して、FeO量を0~3.2 wt%に調整したMn-, Cr-含有ドロマイトを3種類合成し、EPMA分析を行った。今後は、合成試料をSIMS分析して相対感度係数を評価する予定である。

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