日本地球化学会年会要旨集
2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
中部北太平洋東経175度線上から採取された沈降粒子の元素フラックスと鉄同位体組成
*山岡 香子Jasper Konter川幡 穂高
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p. 205-

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抄録

中部北太平洋の東経175度線に沿ったSite 6(30ºN、水深3873 m)、Site 7(37ºN、水深1482 m及び水深4588 m)、Site 8(46ºN、水深1412 m)の3ヶ所に、1993年から1994年にかけて係留したセジメントトラップで採取された沈降粒子の元素組成及び鉄同位体組成を分析した。元素分析にもとづき、4つの主なプロセス、すなわち石質(Al、Ti、Fe)、炭酸塩(Mg、Ca、Sr)、有機物(+スキャベンジング)(Ni、Zn、Cd、Pb)、スキャベンジング(V、Mn、Co、Cu)が、沈降粒子の元素フラックスを支配していた。各地点におけるδ56Feの平均値(±1σ)は、Site 6で–0.08±0.02‰、Site 7浅層で–0.05±0.04‰、Site 7深層で–0.17±0.04‰、Site 8で–0.24±0.09‰であり、亜寒帯域の沈降粒子は低いδ56Feをもつことが示された。

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