主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
回次: 69
開催日: 2022/09/05 - 2022/09/16
p. 214-
本研究では、長期間の気候変動データの取得を目指して、洞窟内で鍾乳石のボーリングコア掘削試みた。本発表では、掘削の様子と得られたコア試料の概要を報告する。現在までに掘削は計2回、沖縄本島と沖縄県南大東島で作業を行った。ボーリングコア掘削はバッテリー駆動のドリルを用いて行った。フローストーンは面的に成長する点で古気候復元に適していると期待されたが、今回のコア試料については密度が低く、泥層と互層になっており、気候復元研究には適さない試料であった。リムストーンについては、1試料は気候復元に適していると思われる高密度の鍾乳石であった。最長の試料は南大東島掘削されたコア試料であり、土壌成分も少なく気候復元に適している試料だが、成長軸からは部分的に逸脱していた。