日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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G7 素過程を対象とした地球化学
機械学習を用いたREEパターン識別によるタングステン鉱物から製品までの金属トレーサビリティ技術
*加藤 湧也土屋 範芳Mindaleva Diana松野 哲士
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p. 134-

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抄録

本研究では、トレーサビリティ技術を確立するために、タングステンに着目し一次試料であるタングステン含有鉱物と最終製品であるタングステンカーバイド(WC)、タングステン粉に含まれる希土類元素やWCに多く含まれる元素を測定し、得られた希土類元素パターン(希土類元素と多く含まれる元素)を分析し、機械学習を用いて識別した。鉱物はLA-ICP-MSを用いて、製品はICP-MSを用いてREEパターンとその他元素を測定した。鉱物に含まれるREEパターンとその他元素について機械学習を用いることで、産出地ごとに識別出来る可能性があることがわかった。

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© 2023 日本地球化学会
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