日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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G9 地球化学のための最先端計測法の開発、および、境界領域への挑戦
ICP 質量分析計を用いた揮発成分の高感度分析
*平田 岳史小林 恭子浅沼 尚坂田 周平槇納 好岐山下 修司栗原 かのこ仁木 創太中里 雅樹敷野 修
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p. 175-

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抄録

ICP質量分析計では試料構成成分や溶媒、大気成分(O2, N2, CO2等)に由来する様々な質量スペクトル干渉から、気体成分、例えば貴ガスや揮発性成分(H2O, CO2, NH3等)の検出は困難であった。本実験では、ICPで生成した高励起イオンをコリジョン・リアクションセル内に導入し、衝突誘起電荷交換反応(CT)を用いて貴ガスやCO2ガスをイオン化する。アルゴン中の不純物や大気から混入による干渉イオンはQ1で除去されるため、高いSNRでの計測が可能である。本手法を用いることで、環境中あるいは隕石中の微量揮発成分の高速分析が可能になる。

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© 2023 日本地球化学会
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