日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
喜界島沖・種子島沖・日向灘海底泥火山群からの溶存有機態炭素の放出
*吉崎 結衣星野 辰彦松井 洋平川口 慎介竹内 誠岡村 慶野口 拓郎乙坂 重嘉井尻 暁
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p. 59-

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抄録

海底泥火山は、海底下深部の堆積物が泥ダイアピルとして上昇し、海底に噴出した小丘であり、海底下深部で生成したCH4などの物質の放出源となっている。最近の研究では、メタン湧水域の表層堆積物内で溶存態有機炭素(DOC)が生成し、海洋に放出されることで海洋の炭素循環に寄与している可能性が指摘されている。海底泥火山はメタン湧水域の一つであるためDOCを放出している可能性があるが、海底泥火山からのDOCの放出が観測された例はわずかであり、起源や量も明らかになっていない。本研究では、海底泥火山直上の海水のDOC濃度を測定し、DOCの放出量や起源を明らかにする事を目的とする。また、溶存CH4濃度を測定し、泥火山から放出されるDOCとCH4の相関を調べた。

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