日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G1 大気とその境界面における地球化学
能登半島珠洲における窒素酸化物種等越境大気汚染物質の長期連続観測
*定永 靖宗松木 篤
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p. 6-

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抄録

中国をはじめとした東アジア地域では、大気汚染物質の排出量が減少傾向にあるが、その減少率は物質によって異なり、近年では窒素酸化物由来の越境汚染の相対的な重要性が高まっている。我々は約15年前から能登半島珠洲市において、総反応性窒素酸化物、ガス状硝酸と粒子状硝酸の和である無機全硝酸、オゾン、一酸化炭素等の通年連続観測を実施している。本講演では、これまで珠洲において実施してきたこれら越境大気汚染物質の長期連続観測結果について報告する。

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