日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G9 地球化学の最先端計測法の開発と挑戦
液中レーザーアブレーション法による効率的な粒子抽出条件の探索
*大西 恵理栗原 かのこ平田 岳史
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p. 207-

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抄録

鉄より重い元素の合成過程であるr-processの個々のイベントでの元素合成量について解明するため、コンドライトのマトリックスに含まれる元素合成の情報を保持する微粒子に着目した。本研究では、液中レーザーアブレーション法 (LAL法) による酸耐性によらない様々な鉱物のサンプリングとICP質量分析法 (ICP-MS) による高精度同位体比分析の組み合わせに着目し、微粒子中の重元素の測定から重元素の起源情報の取得を目指している。LAL法ではレーザーの照射条件によって粒子の破砕や凝集が起こる可能性が存在し、これらの破砕や凝集は個別粒子の化学組成の正確な測定を困難にするため、抑制する必要がある。本発表では、粒径の揃ったPtナノ粒子を含んだ模擬隕石に対し異なるフルエンスと照射回数でLAL法によるサンプリングを行い、得られたPt粒子の粒径変化を比較することで破砕、凝集の影響を評価した。

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