日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G9 地球化学の最先端計測法の開発と挑戦
GSJ地球化学標準物質の現状と将来展望
*久保田 蘭中村 淳路三國 和音太田 充恒
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p. 220-

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抄録

(国)産業技術総合研究所 地質調査総合センター(GSJ)では、1967年以降約60年にわたり、火成岩、堆積岩、堆積物、環境試料(土壌、サンゴ)、鉱石など多様な地質試料を対象とする54種類の地球化学標準物質を作製・頒布してきた。これらの標準物質は、機器分析および湿式分析における定量値の較正や、分析精度・確度の評価において重要な役割を果たしている。国際標準化の動向が加速する中、GSJは2007年にISO 17034(標準物質生産者認定)を取得し、現在では7種類の標準物質についてISOに準拠した認証書を発行している。本発表では、これまでの地球化学標準物質の作製の歩みとその現状を紹介し、地球化学分野における近年の進展を踏まえた今後の課題および展望について述べる。

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