日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G1 大気とその境界面における地球化学
瀬戸内海における海表面マイクロレイヤーの総水銀、メチル水銀、並びに溶存ガス状水銀の測定
*丸本 幸治多田 雄哉濵﨑 恒二岩本 洋子竹田 一彦
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p. 3-

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抄録

瀬戸内海東部を対象海域として、これまでデータがほとんどない海洋表層マイクロレイヤーの水銀の形態と濃度について調べた。その結果、マイクロレイヤー層の総水銀、メチル水銀の濃度は直下の海水中濃度に比べて高かったが、その他の地点の表層海水の濃度の方が高い場合もあった。一方、マイクロレイヤー層の溶存ガス状水銀濃度は直下の海水や他の表層海水よりも2.6~29倍高いことがわかった。溶存ガス状水銀は大気―海表面間の水銀交換のパラメータとして重要であるため、今後データを蓄積していく必要がある。

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