日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
会議情報

G1 大気とその境界面における地球化学
負熱イオン化質量分析法による同位体希釈・全蒸発法を用いたサブナノグラムスケールでのホウ素同位体比分析および定量
*ZANDVAKILI, ZAHRASuzuki KatsuhikoKikuchi JunkoTakagai Yoshitaka
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 9-

詳細
抄録

私たちは、アイソトープ希釈-全蒸発法(ID-TE)と負の熱イオン化質量分析法(NTI-MS)を組み合わせた、サブナノグラムレベルでの精密なホウ素同位体比分析および定量のための高感度な分析法を開発しました。TRITON NTI-MSを用いてBO2⁻イオンを検出しホウ素同位体比を測定した結果、公認標準値と一致し、優れた再現性(RSD = 0.44%、n = 24)を示しました。強い相関関係により本法の正確性が確認され、検出限界は0.09ピコグラムと評価されました。本手法は、地質学的、生物学的、環境的および原子力関連試料における正確なホウ素同位体および濃度分析に大きな可能性を有しています。

著者関連情報
© 2025 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top