情報地質
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研究ノート
航空レーザ計測結果と衛星画像による地形データおよびオルソ画像の比較
梶山 敦司矢島 良紀浅井 健一
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2021 年 32 巻 3 号 p. 65-77

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抄録

新たに発生する崩壊や地すべりの地形的特徴を抽出するためには,崩壊や地すべり発生前の地形データを用いて地形解析を実施する必要があるが,崩壊や地すべりが発生する前の地形データは取得されていないことが多い.一方,衛星画像は定期的に撮影されているため,衛星画像から作成された地形データなどを崩壊前の地形データとして活用できる可能性がある.本研究では,衛星画像から作成された地形データとオルソ画像を地形解析などに活用できるか判断するために,航空レーザ計測結果と比較した.その結果,平野部は地形データおよびオルソ画像ともに2 m 程度の残差になることが分かった.一方,山間部は2 m程度の残差になる箇所,9 m程度の残差になる箇所が存在することが分かった.

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© 2021 日本情報地質学会
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