Botanical Institute, Agricultural College, Tokyo Imperial University
1934 年 10 巻 2 号 p. 152-154
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タウギボウシ竝にミヅギボウシの兩種は花粉母細胞の還元分裂に於て24の二價染色體を有するが, ギボウシの野生種に於ては12を數ふるに過ぎない。即ちこの植物に於ては單數12倍數24である。然るに普通に栽培される品種はトリプロイドで完全な不稔、體細胞は36の染色體を有し, 還元分裂は不規則に行はれ屡ゝ三價染色體の構成を見る。更に或る栽培品種はテトラプロイドであるため, 單數で24倍數で48の染色體を有する。かくギボウシでは三型の變異が見られるが, 是等はオート•ポリプロイド性のものと認められる。
Genes & Genetic Systems
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