2025 年 4 巻 p. 61-66
生活リズムの乱れは,健康状態や仕事のパフォーマンスなど多くのものに影響を及ぼすことが知られている.本研究では,日本の働く社会人を対象に,生活リズム(朝型/夜型)と主観的幸福度の関係を明らかにすることを目的とした.日本の働く社会人(8,616名)を対象としたアンケート調査の結果,①朝型(早起き型),②中間型(早朝でも深夜でもなく一日の中間時間帯に活動する),③夜型(夜更かし型),④不規則型(その日の調子や状況によって活動時間が変わる),の4タイプの中で,③夜型および④不規則型の主観的幸福度が有意に低いことが明らかとなった.今回得られた結果は,日本人における生活リズムと幸福度の関連を示す基礎的知見となりうる.