抄録
本研究の目的は国内で育成されたアルファルファ品種を秋季休眠性(FDR)により群別することである。2004年には札幌,2005年には札幌,芽室,紋別の3試験地において国内で育成されたアルファルファ9品種,11育成系統および海外から導入された北海道優良品種4品種のFDRを米国の標準品種9品種を用いて検定した。温暖地向けアルファルファ品種のFDRは5.9-7.0で半休眠型から非休眠型であった。一方,寒冷地向けの品種系統のFDRは2.2-5.3で,休眠型から半休眠型であった。寒冷地向け品種の中ではハルワカバのFDRが1番小さく,最も寒地適応型品種であることを示していた。従来用いられている品種群別法より詳細に群別できることや優位性について論議した。