日本草地学会誌
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研究報告
Unmanned aerial vehicle(UAV)と画像解析法を利用した牧草個体簡易選抜法の開発
秋山 征夫久保田 明人藤森 雅博眞田 康治
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 65 巻 1 号 p. 8-14

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抄録

牧草育種分野の効率的・客観的な選抜評価法の開発のため,本研究はUAVと画像解析法を利用した。オーチャードグラス圃場において,育種家評価点と画像解析による個体面積およびGreen Red Vegetation Index(GRVI)では三者間で高い相関が得られ,GRVIの有用性が示唆された。他のオーチャードグラスとイタリアンライグラス圃場の育種家評点とGRVIでも高い相関が得られた。曇天下と晴天下の画像のGRVI間の相関は高かった。異なる撮影高度のGRVIを比較した結果,100mまではほぼ同様であった。GRVIを相対値に変換したrGRVIを用いて,オーチャードグラスの育種選抜を行ったところ,約半数が育種家選抜と同一個体であった。以上により,rGRVIを指標に用いた選抜の可能性が示唆された。

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© 2019 日本草地学会
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