地理学評論
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生駒山脈西面の開析谷
平野 昌繁
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1969 年 42 巻 4 号 p. 266-278

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抄録
生駒山地西面の開析谷について,面積高度分析を中心とする地形計測を試みた.流域の開析度を表現するには,いわゆるhypsometric integralよりは,等高線平均間隔を積算して得られる平均的斜面形の方が適切である.平均的斜面形は標準偏差σ,平均値μであるような正規分布の積算曲線で近似できる.開析度を与えるσとμの大小は,少なくとも本地域では開析谷の流域面積の大小を強く反映していると考えられる.
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