日本歯科理工学会学術講演会要旨集
平成17年度秋期第46回日本歯科理工学会学術講演会
セッションID: B-07
会議情報

一般講演
Ti-Cu合金組織を構成するTi2Cuから溶出するCuイオン量
*高田 雄京奥野 攻
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

金属間化合物のTi2Cuを利用したTi-Cu合金は、快削チタン合金の可能性を持つ。Ti2Cuは電気化学的酸化環境では極端な優先溶解を起こさず、歯科での利用に十分な耐食性を維持することを既に報告した。本研究では、一連のTi-Cu合金の組成とCuイオン溶出量の相関式を見出すことで、Ti2Cuおよびα-Tiの個々から溶出するCuイオン量を求め、研削性や切削性に大きく寄与するTi2Cuの耐食性を評価した。

著者関連情報
© 2005 日本歯科理工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top