日本歯科理工学会学術講演会要旨集
平成14年度春期第39回日本歯科理工学会学術講演会
会議情報

第1日 一般講演(ポスター発表)
Nd:YAGレーザーにより溶接された白金加金とチタンの機械的特性について
(第2報)-溶接体形状と溶接深さが及ぼす影響-
前原 聡藤島 昭宏廣嶋 ふみ子宮崎 隆
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p. 40

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抄録
演者らは前回の学術講演会にて3種類の白金加金棒とチタンに対しレーザー溶接を施し, その接合強度を評価した結果, レーザー照射面にクラックが入りやすく引張強さが低い事を報告した. しかしながら, 一般臨床上において白金加金とチタンを用いてレーザー溶接を施して製作された補綴物の予後については良好な物が多い. そこで今回, 試験片形状と溶接条件の違いによる溶接深度と溶接状態が引張強さに与える影響について詳細に検討した.
今回の結果より, レーザー溶接では一般的な金属接合技術とは異なり, 金属に対して接合部断面全てに対し溶接を施すよりむしろ溶けこみ深さが浅くても欠陥を発生させない条件であれば接合強度が向上する可能性が示唆され, 現在臨床上で使用されている補綴物にも対応可能である事が判明した.
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© 2002 日本歯科理工学会
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