抄録
今まで我々は歯科分野に二酸化チタン光触媒を応用できるかどうか検討を進めてきた。1)∼3)その中の一つである義歯洗浄への応用においては、これまでの実験から非常に粒径の小さい二酸化チタンが適しており3)、実際の義歯による洗浄力確認においても能力の高いものができる可能性が示されている。前報3)で使用していた光源は、ブラックライトであり、実用化を想定した場合、光源について検討が必要である。そこで、本研究では有効な組成を用いて、照射する光源の種類による洗浄力への影響をみることを目的とし、ヤニを付着させたモデル紙を用いて実験を行った。
窓際太陽光でもある程度の洗浄力があり、有効な光源を照射することによって洗浄力はより高められる結果となった。