天理よろず相談所病院胸部外科
1980 年 20 巻 1 号 p. 11-20
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ヒト肺癌細胞を培養し, 制癌剤作用下におけるその微小colonyの形成の抑制を指標にして制癌剤感受性を調べた.その結果, 腫瘍細胞の制癌剤感受性はその増殖速度と関係し, また, 組織型と関係なく各々異なり, そして株化や継代中の性格の変化により変わることがわかった.従って, 臨床応用を目的とした制癌剤感受性試験は初代培養の段階で行なわれるべきこと, および本試験が臨床的意義を有するであろうことが推察された.
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