国立佐倉病院外科
国立習志野病院研究検査科細胞診
1986 年 26 巻 4 号 p. 391-395
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転移性肺腫瘍20例に対して経気管支針吸引細胞診を行い, その診断的意義を検討した.全体の陽性率は17例, 85%で, うち5例は本法により原発巣の推定も可能であった.気管支鏡無所見群16例のうち, 胸部X線写真上陰影の最大径が30mm以下の9例に対しても, 8例, 89%の陽性率を得た.本法は気管支壁を貫いて検体の採取が可能であることより, 転移性肺腫瘍に対しても優れた細胞診断法であることが確認された.
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