現在、WHOにより行われている「ハンセン病による負荷のさらなる軽減のための強化された世界戦略(2011年‒2015年)」は新規患者中の第2級障害の患者の減少を指標として遂行されている。2012年に報告された新規患者は232,857人で前年より6,231人増加した。これはWHOの世界戦略が患者の早期発見を中心に進展した結果であり、南東アジア地域とアフリカ地域で報告が増加している。人口10万人あたりの新規患者中の第2級障害の患者の割合は2010年には0.23であり、本戦略では2012年には0.17を目指したが、実際には0.25と予想より増加した。