京都大学大学院理学研究科
2003 年 72 巻 6 号 p. 697-704
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最近,基底状態とはまったく異なる構造や電子状態をもつ巨視的状態が光照射により生成されることがわかってきた.これらの現象は光照射強度や光照射時間に対して「閾値」や「孵化時間」など協力現象としての振る舞いを示すことから,光誘起相転移(PIPT)として注目されている.本解説では,この分野の研究の現状を概説した後,新しい秩序の創成のメカニズムに焦点を絞って,スピンクロスオーバー錯体と量子常誘電体における最新の結果を紹介する.
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