レプラ
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抗ヒスタミン劑の癩患者赤血球沈降速度に及ぼす影響
波多 治
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1952 年 21 巻 2 号 p. 55-58

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抄録
癩患者に抗ヒスタミン剤であるレスタミンを服用させて,本剤の該患者赤血球沈降速度に及ぼす影響を検した
(1) 結節癩および斑紋癩患者の赤血球沈降速度はレスタミン服用によつて遅延されるが,その傾向は血液内ヒスタミン量の比較的少ないものと認められる斑紋癩の方が,血液内ヒスタミン量の地較的多いと考えられる結節癩に比して早期に現われて来る。即ちレスタミンによる赤沈の遅延は血液内ヒスタミン量の多いものほど多量のレスタミンを要するが,遅延の程度の絶対値は血液内ヒスタミン量の大なるものほど大きい。なおこのような遅延現象はレスタミン服用中の一時的なものであつて,服用中止後は再び服用前の状況に復帰する。
(2) 神経癩患者においてはレスタミンの服用方法の如何に拘らず,結節癩および斑紋癩に見られたような有意な遅延傾向は認められない。
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© 日本癩学会
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