2016 年 2016 巻 26 号 p. 225-231
本稿では東京都内の博物館・資料館等施設を対象として行った昭和40年代頃までの「テレビ」「電気洗濯機」「電気冷蔵庫」の所蔵状況,ならびにこれら初期家電製品に関するデータベースに対する意識調査アンケートについて,その結果を踏まえ今後の方針について検討を行った.
最終集計の結果,128施設中26施設において計119点の資料が確認された.また,現在所蔵なしの施設を含む39施設から情報提供を希望する旨の回答が寄せられており,データベースに一定の需要があることが明らかとなった.更に,既存の収蔵品データベース活用状況調査から,データ入力の負担軽減,画像の取り扱い,情報共有範囲の設定について充分な検討を重ねることが今後の重要な課題であることが確認された.