大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科
2017 年 2017 巻 27 号 p. 33-38
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本研究では集団間紛争を解決し和解を促進する要因として,外集団に対する尊敬に注目し,それと特性としての愛着不安傾向の関係を検討した.大学生135名を対象に特性的愛着不安傾向,一般的安心感,対処能力への自信,外集団に対する尊敬に関する質問項目への回答を求めた.回帰分析結果は愛着不安傾向が一般的安心感を弱め,それが外集団尊敬を弱める事を示していた.特性としての愛着不安が集団間紛争解決に与える影響の可能性が議論された.
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