筑波大学
2001 年 10 巻 p. 173-182
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シンポジウムの提案者は、いずれも、臨床知の再評価による教育学的認識の内側からの組替えを提案している。このことを確認した上で,本論文では臨床教育学の可能性について、期待と疑問を述べていく。とくに、臨床知の現実性と信憑性を問題にしていく。そのさい、(1)システム化されている近代教育に対する臨床知からのインパクト、(2)実践知の活性化に対する臨床知の有効性、(3)解釈学的臨床知と制度論なき解釈学の危さを、順次取り上げていく。
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