人文地理学会大会 研究発表要旨
2006年 人文地理学会大会
セッションID: 412
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近代における熊本県山鹿温泉の形成過程
*大山 琢央
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抄録
近代における交通機関の発達は人々に旅行機会を与え、大正~昭和初期にかけて「観光ブーム」が起こった。温泉地もこの流れに応じて、従来の湯治場的機能から行楽・慰安を目的とする観光地に変容した。本報告では熊本県山鹿温泉を事例として、別府や熱海などの温泉資源に特化した「温泉町」とは異なる、地方都市の「温泉町」に着目する。熊本県北の中心都市としての機能も有する山鹿温泉が、近代においてどのような変容・形成過程を遂げたのかを分析考察する。
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© 2006 人文地理学会
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