ヘルスプロモーション理学療法研究
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原著
地域在住高齢者の10ⅿ障害物歩行と身体機能との関連
相馬 正之村田 伸岩瀬 弘明村田 潤上城 憲司久保 温子江渡 文
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2014 年 4 巻 3 号 p. 129-132

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抄録

〔目的〕本研究は,10ⅿ障害物歩行に影響を及す要因を明らかにするため,地域在住高齢者を対象に運動機能評価に関する検査を行い,10ⅿ障害物歩行時間との関連を検討した。〔対象・方法〕60歳以上の地域在住高齢者69名を対象とした。測定項目は,10ⅿ障害物歩行の他,開眼片足立ち保持時間,Functional reach test,Timed up & go test(TUG),大腿四頭筋筋力,30秒椅子立ち上がりテスト,Trail making test とした。〔結果〕重回帰分析によって10ⅿ障害物歩行に影響を及ぼす因子として抽出されたのは,開眼片足立ち時間とTUG であり,開眼片足立ち時間が長いほど,TUG 遂行時間が短いほどに10ⅿ障害物歩行遂行能力が高いことが確認された。今回の知見より,地域在住高齢者の10ⅿ障害物歩行遂行能力を高めるためには,開眼片足立ち時間やTUG などのバランス機能を高めることの重要性が示された。

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© 2014 日本ヘルスプロモーション理学療法学会
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