ヘルスプロモーション理学療法研究
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短報
地域在住女性高齢者のF8Wmax の年代別参考値 およびF8Wmax と転倒との関連
溝田 勝彦大田尾 浩八谷 瑞紀久保 温子古後 晴基宮原 洋八田中 真一満丸 望
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キーワード: F8Wmax, 年代別参考値, 転倒
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2015 年 5 巻 1 号 p. 15-18

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抄録
地域在住女性高齢者の最大努力下でのFigure-of-8Walk Test(F8Wmax)の年代別参考値を得ることを目的として研究を実施した。また,F8Wmax と転倒の関連についても検討した。対象者は地域在住女性高齢者134名で,F8Wmax の所要時間および歩数,過去1年間の転倒経験を測定した。対象者を60~69歳(39名),70~79歳(59名),80歳以上(36名)の3群に分け,F8Wmax の所要時間および歩数を比較検討した。その結果,全ての年代間で有意な差が認められた。転倒経験とF8Wmax の所要時間および歩数との間には関連は認められなかった。以上より,地域在住女性高齢者のF8Wmax の年代別参考値が得られたのではないかと考える。
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© 2015 日本ヘルスプロモーション理学療法学会
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