園芸学研究
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発育制御
NFTにおけるネギの生育に及ぼす栽植密度の影響
奥田 延幸藤目 幸擴
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キーワード: ネギ, NFT, 生育, 栽植密度
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2004 年 3 巻 2 号 p. 205-208

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抄録
NFTにおける小ネギの生産安定と品質向上の基礎的知見を得るため,栽植密度がネギの生育に及ぼす影響について調査した.
植え穴数が36,68,84,116穴のパネル(縦99×横31×厚さ2 cm)を用い,一穴に3植物体のネギを植えて14週間栽培した.その結果,栽植密度が高くなるにつれて葉しょうは有意に細くなり,116穴区では最も細くなった.個体当たりの地上部および地下部の重量は,栽植密度が高くなるにつれて小さくなる傾向を示した.しかし,単位面積当たりの収量は裁植密度が高くなるほど増加する傾向を示し,116穴区(1134個体/m2)では4.3 kgと最も多くなった.
以上の結果,NFTにおける冬期の小ネギ栽培においては,葉しょう径と収量の観点から,パネルあたり116穴,すなわち1 m2当たりの植穴数を380程度にすることが適切であると考えられた.
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© 2004 園芸学会
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