園芸学研究
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育種・遺伝資源
スプレーカーネーションの花持ち性およびエチレン感受性の簡易検定
二村 幹雄犬伏 加恵酒井 広蔵
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2005 年 4 巻 2 号 p. 135-140

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抄録
スプレータイプカーネーションの花持ち性およびエチレン感受性の簡便な検定法を検討した. 花持ちは温度と負の相関があり, 花持ち性の品種間差は温度に関係なく認められた. 1茎多花のスプレーカーネーションでは, 品種によっては花蕾着生位置の違いによる花持ち差が認められた. しかしそれは花蕾着生位置での開花ステージの違いに起因するもので, 開花ステージを同一にして花持ち調査を行えば, 花持ち日数の偏差は小さく, その品種本来の花持ち性の評価が可能であった. エセホン溶液への花弁浸漬処理は, 外生エチレン感受性を検定する際に, 簡易で, かつ同時大量処理ができるため有効であった. さらに, 新しい検定方法によってスプレーカーネーション主要47品種の花持ち日数および外生エチレン感受性を明らかにした.
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© 2005 園芸学会
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